映画「ガッチャマン」オフィシャルブックネットの映画評論で人気のサイト「超映画批評」が、24日に公開の映画「ガッチャマン」を100点満点中4点の酷評をつけました。

同サイトによると、「「邦画エンタテイメントはハリウッドに比べて社会問題をテーマにするのが下手」と述べたが、その典型例がこれである」とのことで、映画のほとんどはこの剛力彩芽演じるジュンの一人ラブコメを楽しむことになるとのこと。

「脚本はいちいちつじつまのあわない事だらけで、つっこみ始めたらきりがない」としており、「冗談ならともかく、真面目に作ってこんな風になってしまうのなら、映画会社の製作システムのどこかに重大な問題があるように思えてならない」と最後まで酷評で締めています。



■「ガッチャマン」4点(100点満点中)

g

先ほど更新した「スター・トレック イントゥ・ダークネス」の記事で、「邦画エンタテイメントはハリウッドに比べて社会問題をテーマにするのが下手」と述べたが、その典型例がこれである。しかも、娯楽と時事性を高度に両立させて本国の批評家筋から高い評価を得た前者と同週公開とは皮肉である。

ガッチャマンたちはえらくラジカルな思想を持っており、一人を救うためなら一千万人がどうなろうとかまわない、とのトンデモない価値観で戦う斬新なヒーロー。これには福田赳夫元首相もびっくりだ。

内容の4割くらいは彼らヒーローが語る青臭い中二病的理屈を聞かされ、のこり6割は剛力彩芽演じるジュンの、ケン(松坂桃李)に対する横恋慕で構成される。

このジュンは色狂いの設定になっているのか、はたから見るとケンとどうすればヤれるのか、そんなことばかり考えているように見える。映画のほとんどはこの剛力さんの一人ラブコメを楽しむ形になる。

おまけに彼女の毒舌ぶりが半端ではない。たとえばケンの元カノが死んだ話を聞いた時、だからケンは彼女を忘れられないのかと意気消沈するが、それが実は他の男の彼女だったと知るや開口一番「なんだ、よかったぁ♪」とのたまう。他人の死より自分の恋の方が大事なスイーツジュン、である。

さらに、個人的にはうまく実写にしたなあと感心していた恰好いいスーツを「あんな醜いスーツ着せられて」などとディする場面まであり、まさに傍若無人といった風体だ。

そんなわけでこの映画を子供と見に行くと、「ねえお父さん、どうしてあの人たちは女の子の話ばかりしてて戦いにいかないの」と、返答に困る質問をされてしまうだろう。事前に回答を考えてから映画館に行くことをすすめたい。

私がこの映画にいいたいことは、仲間内のゴタゴタは後回しにしてさっさと困っている人を助けにいってくれ、地球を救いにいってくれ、という一点につきる。

脚本はいちいちつじつまのあわない事だらけで、つっこみ始めたらきりがない。見る人たちは、なぜ、なぜ、なぜそうなるの? を脳内で何回も繰り返すことになることになるだろう。エンドロール後には、続編やる気満々のワンシーンも用意され、最後の最後まで観客を呆れ、いや驚かせる。

それにしても、この映画は年度を代表するエンターテイメント大作のはずである。冗談ならともかく、真面目に作ってこんな風になってしまうのなら、映画会社の製作システムのどこかに重大な問題があるように思えてならない。中小企業診断士なのかマッキンゼーなのか、誰が適切かは知らないが、一度外部のチェックが必要なのではないかと思わず頭を抱えてまう。


(抜粋)

「ガッチャマン」4点(100点満点中)

■映画「ガッチャマン」予告編


このニュースに対しネットでは、「キャシャーンとこれどっちが酷いの?」「6割もゴーリキーなのか、拷問だな…」「観たけど、予告編が全て。CM以上の見せ場がない」「むしろその4点がどこを評価してのものかが気になる」「この批評見る限りだと脚本がおかしいのかな」「すごい面白かったんだが俺が異端なのか?娯楽作品としての及第点は超えてると思うんだが」「超映画批評って、ツッコミや揚げ足取ってる批評が多いよね」「剛力「じゃあ次はパトレイバーでも潰すか」」との反応。

元スレ:http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1377151158/

■関連記事
松坂桃李主演、映画 『ガッチャマン』 予告編が公開
剛力彩芽ヒロイン 実写版 「ガッチャマン」 のビジュアル画像初公開

NHK VIDEO 綾野剛 RUN GO RUN ~裸にしたい男 プレミアム・エディション~
NHK VIDEO 綾野剛 RUN GO RUN ~裸にしたい男 プレミアム・エディション~