世界の「小さな国々」には、その規模からは想像もできないような驚きが詰まっています。
1位から3位まで、その差は20平方キロメートルほど。しかし、それぞれの国が持つ個性は、その小ささからは想像もできないほど大きいのです。
一般的な東京のマンション1棟以下の人口や、カジノで1週間に770億円が配当金として支払われるなど、各国の特徴や豆知識をご紹介いたします。
第3位:ナウル共和国
基本データ:
- 面積:約21km²
- 人口:11,000人(2020年)
- かつての特徴:公共料金も税金も完全無料
- 驚きの事実:世界で最も肥満率が高い国
太平洋に浮かぶ小さな島国ナウル。1980年代、この国ではすべての公共料金と税金が無料でした。リン鉱石の輸出による収入で、太平洋地域で最も豊かな生活水準を実現していたのです。
しかし現在、この国は別の意味で「世界一」の称号を持っています。2008年の世界保健機関(WHO)の調査によると、人口の78.5%が肥満——これは世界最高の肥満率です。
また、国民の最大の死因は糖尿病とされており、かつての豊かさとは異なる課題に直面しています。
第2位:モナコ公国
基本データ:
- 面積:約2.02km²
- 人口:39,000人(2020年)
- 驚きの事実:国民の30%以上が億万長者
- カジノの実績:1日平均70件以上のジャックポット
世界で最も人口密度が高い主権国家モナコには、途方もない富が集中しています。その象徴が1864年創業のモンテカルロ・カジノ。1891年、あるイギリス人発明家が1週間ぶっ続けでルーレットをプレイして伝説を作りました。チャールズ・ウェルズは、30ゲーム中23回の勝利を記録し、現代の価値で400万ポンド(約770億円)を獲得。「カジノの銀行を破った男」として歴史に名を残しています。
現在も年間1億1700万ユーロ(約185億円)の配当を誇るこのカジノでは、1日平均70件以上のジャックポットが発生。2018年5月には、常連客向けの「My Monte-Carlo」メンバーシッププログラムの会員が、スロットマシンで95万8950ユーロ(約1億5200万円)の大当たりを記録しました。伝説は今も更新され続けています。
第1位:バチカン市国
基本データ:
- 面積:約0.44km²(東京ディズニーランドより小さい)
- 人口:なんと615人(2020年)
- 警備隊:スイス人衛兵110人(2007年時点)
- 特徴:国土のほぼ全域が世界文化遺産
カトリック教会の総本山として知られるバチカン市国は、その規模の小ささに誰もが驚きます。面積は東京ディズニーランド(0.52km²)よりも小さく、人口はわずか615人。
この小国を守るのは、伝統あるスイス人衛兵たちです。カトリック教会からの推薦を受けた精鋭110人が、この世界最小の独立国を見守っています。1981年の教皇襲撃事件以降、衛兵たちは催涙スプレーも携行するようになりました。
国土のほぼ全域が世界文化遺産に登録され、ミケランジェロの天井画で知られるシスティーナ礼拝堂をはじめ、世界的な芸術作品の数々を所有する世界有数の文化国家としての誇りを、今も守り続けているのです。
まとめ
世界最小の3か国は、私たちの常識を覆す驚きに満ちています。
昔は完全無料の公共サービスを実現しながらも、今は世界一の肥満率に悩む島国。毎日70件以上のジャックポットが生まれる夢の公国。そして、人口わずか615人でありながら、110人もの精鋭衛兵が守る芸術文化の聖地。
このような国について知ると、世界には色々な国があるのだと思い知らされます。